ブックタイトルSHIBATA 配管機材・住宅設備機器CATALOG

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概要

SHIBATA 配管機材・住宅設備機器CATALOG

断熱材・グレーチング断熱材断熱材押出発泡ポリスチレン板スタイロフォームダウ化工(株)■スタイロフォームの特長1熱を伝えにくい。5加工が、簡単。スタイロフォームは、完全に独立した微細な気泡で構成されています。これにより、熱移動の3要素(伝導・放射・対流)をいずれも小さく抑えることができ、優れた断熱性を発揮します。スタイロフォームは、完全独立気泡構造となっていますから、毛細管現象や連続気泡による吸水を起こしません。水中に浸漬しても膨潤したり、軟化、変形、変質することがありません。スタイロフォームは、適度な硬さをもっており、加工・施工がしやすく、経済的な省力化工法ができます。たとえば、鉄筋コンクリート構造の「打込み工法」や木造住宅の「外張工法」を可能にします。2水を吸収しない。6リサイクルが可能。3軽くて、丈夫。スタイロフォームは、水の重さの約1/30の軽さでありながら圧縮強さに優れ、きわめて丈夫です。集合住宅などの断熱構造の床スラブにも安心して使用いただけます。4優れた断熱性能。断熱材は、建物の一部となって性能を高めるものです。スタイロフォームは、水を寄せつけず、水蒸気透過も小さく、断熱性能はほとんど変わりません。施工後20年経過した冷蔵倉庫と採取したスタイロフォーム。性能の劣化はほとんどありませんでした。スタイロフォームの原料は、ポリスチレン樹脂です。ポリスチレン樹脂は、熱によって可逆的に流動・変形・固定する特性(熱可塑性)があり、この特性を活かし指定産業廃棄物処理運用基準に基づきリサイクル可能な端材を再資源化し、再び製品の原料として再利用し、資源の有効活用を図っています。7安定した品質と供給。スタイロフォームは、「JIS表示」の認証を受け、さらに(財)日本品質保証機構(JQA)より、ISO9001およびISO 14001の認証を受けた工場で生産されています。常に厳しい品質管理体制のもと製造されていますから、常に安定した製品をお届けいたします。■スタイロフォームの規格1.日本工業規格(JIS)平成18年11月20日、JIS A 9511「発泡プラスチック保温材」が改正され、発泡剤の種類によってA種およびB種に区分されました。例:A-XPS-B-1b特性記号発泡剤の種類●ノンフロン類…A材料記号形状記号●保温板…B●フロン類…B●押出法ポリスチレンフォーム保温材…XPS●保温筒…C発泡プラスチック保温材JIS A 9511:2006R (JTIA/JSA)この規格は、シックハウス症候群対策を盛り込んだ建築基準法の改正および市場の要求による製品の多品種化を組み込んで2006年に改正され、その後、地球温暖化防止対策の一環として、発泡剤にフロンを使用しない発泡プラスチック保温材の普及促進の要求が高まってきました。この環境の要求に対応するため発泡剤の種類を明記し、ノンフロン製品の普及促進を図るために改正されました。主な改正点は下記の通りです。1.発泡剤として炭化水素、二酸化炭素(CO 2 )などを用い、フロン類を用いないものを「A種」とする。2.発泡剤としてフロン類を用いたものを「B種」とする。*フロン類とは、オゾン層を破壊する物質およびハイドロフルオロカーボン(HFC)をいう。種類の区分および記号(保温板のみ抜粋)A種種類押出法ポリスチレンフォーム保温材1種2種3種abababホルムアルデヒド放散による区分F☆☆☆☆等級面材による区分記号摘要A-XPS-B-1aA-XPS-B-1bポリスチレンまたはその共重合体に発泡剤および添加A-XPS-B-2a_d)A-XPS-B-2b剤を溶融混合し、連続的に押出発泡成形したもの、まA-XPS-B-3aたは押出発泡成形したブロックから切り出した保温板A-XPS-B-3bd)面材による区分(記号)がないことを示す。(面材付きではないことを示す)地球温暖化防止のためにノンフロン製品を!スタイロフォーム(押出法ポリスチレンフォーム)は、すでに全製品ノンフロン化を達成しております。したがって、スタイロフォームの種類の区分は「A種」となります。287